韓国市民団体、次期首相候補・金民錫を請託禁止法・政治資金法違反の疑いで告発

韓国市民団体、次期首相候補・金民錫を請託禁止法・政治資金法違反の疑いで告発

 韓国の市民団体が金民錫(キム・ミンソク)首相候補者を警察に告発した。

 市民団体「庶民民生対策委員会(庶民委)」は、金民錫候補者を職権乱用および請託禁止法違反、政治資金法違反などの疑いで16日、ソウル警察庁に告発したと発表した。

 告発状には、金民錫候補者の配偶者が2023年にソウル市永登浦区に設けた製菓店が、同地域の教会から特恵を受けていたという疑惑も含まれている。

 庶民委は告発状で、「金民錫候補者の配偶者は該当教会が運営するカフェにパンを供給するなどの特恵を受けていた」と主張している。

 庶民委はまた、金民錫候補者が2018年に共に民主党のある地域委員長ら11人から1億4000万ウォン(現在のレートで約1500万円)を借りる過程で、便法を使った支援があったという疑惑も提起した。

 金民錫候補者は13日、交流サイト(SNS)「フェイスブック」に「政治資金法違反関連の罰金、税金、追徴金は長期間かけてすべて完納した」「別の事案が提起されれば、あらためて誠実に説明する」と投稿している。

シン・ジョンウォン記者

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