【TV朝鮮】(アンカー)
金民錫(キム・ミンソク)首相候補者に関する問題について、野党・国民の力の疑惑提起と同候補者の反論が連日激しく続いています。国民の力は「金民錫候補者が『(共に民主党)最高委員時代に党会議を終えて中国の清華大学の修士課程に通っていた』という説明はつじつまが合わない」と主張しましたが、同候補者は「毎週1回、会議を欠席して大学に行った」として、自身がまとめた出入国記録を公開しました。しかし、国民の力は「検証された法務部(省に相当)の資料を出せ」と再び要求しました。イ・テヒ記者がお伝えします。
(記者リポート)
抗議のため法務部を訪れた人事聴聞特別委員会の国民の力所属委員らは、金民錫候補者の資料提出が不十分だとして出入国内訳を要求しました。
金民錫候補者の留学期間と政治活動時期が重なるため、「学位取得のために海外の大学で授業を受けたのは事実なのか、確認しなければならない」というのです。
(郭圭沢〈クァク・キュテク〉国民の力人事聴聞特別委員会委員)
「共に民主党の最高委員で、釜山市長選挙にまで出馬していた時期に、どうして中国の清華大学で修士号を取ることができたのか」
金民錫候補者は昨日、あるユーチューブ配信番組に出演し「朝7時の指導部会議に出席した後、9時の飛行機で中国に行った」と主張しましたが、
(金民錫候補者〈18日、ユーチューブ『金於俊(キム・オジュン)の謙遜はつらいよニュース工場』〉)
「月・水・金に朝の会議をして、7時の会議をして、8時・9時の飛行機に乗って、週に1・2回ずつ行ったり来たり…」
国民の力は「当時の会議録に書かれている会議開始時間はほとんどが午前9時以降だ」と指摘しました。
金民錫候補者は19日午後、交流サイト(SNS)に「朝の会議を1週間に1日ずつ欠席し、飛行機通勤で学業のため闘魂を発揮した」「中国修士課程の単位は米国のロースクールでも認められた」と反論しました。
その上で、学位取得のために中国を行き来した記録も公開しました。
しかし、国民の力は「検証されていない加工資料だ」「法務部の出入国証明資料を提出せよ」と再要求しました。TV朝鮮、イ・テヒがお伝えしました。
(2025年6月19日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)