尹前大統領が8回目公判に出廷 報道陣の質問には答えず=特別検察官が初出席

【ソウル聯合ニュース】昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡り内乱首謀罪などに問われた韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の第8回公判が23日、ソウル中央地裁で開かれた。尹氏は報道陣の質問には答えずに地裁に入った。

 内乱事件が政府から独立して捜査する特別検察官に移管されてから開かれる初めての公判となる。警察からの出頭要請を拒否している尹前大統領は「特別検察官の出頭要請に応じる考えか」との問いかけにも応じなかった。

 公判には特別検察官の趙垠奭(チョ・ウンソク)氏が初めて出席した。

 公判では非常戒厳当時、戒厳司令部の企画調整室長を務めたとされる軍関係者や合同参謀本部の戒厳課長だった人物に対する証人尋問が実施される。

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