「清華大で法学修士号、中国滞在4日間で取得したのでは?」と追及された次期首相候補・金民錫「148日間滞在した」 国会人事聴聞会

 金民錫(キム・ミンソク)首相候補者は24日、中国の名門大学・清華大学で法学修士号を取得する過程で、「4日間だけ中国に滞在した」という疑惑について、「合計148日間滞在した」と反論した。

【写真】国会人事聴聞会で清華大・法学修士論文のコピペ箇所をさらされてお詫びする次期首相候補・金民錫

 野党・国民の力の金姫廷(キム・ヒジョン)議員は同日午後の国会人事聴聞会で「候補者が提出した記録表を基に、航空会社や空港関係者らに該当空港便が何時に出発・到着したかを確認した」「2007年5月29日と07年7月13日について、存在しない便名を書いて提出していた。知っていたのか」と質問した。

 そして、「飛行機に乗った時間だと主張する時間に、金民錫候補者は(補欠選挙)開票状況室にとどまっていたという記事と写真が出ている」「数多くの誤りがあるのに、なぜ公式の資料を出さないのか」と言った。

 さらに「当時、月・水・金は最高委員会議が開かれ、火・木は授業を受けていたと言ったが、月・水・金に(国際線の)飛行機に乗ったことが一度もない」「火・木に授業を受けられるように中国に存在した日付を計算すると、4日間しかない。存在しない飛行機に乗ったとしても、26日間しか中国にいなかった」と述べた。

 これに対して、金民錫候補者は「金姫廷議員が計算したのとは違い、148日間滞在した」「率直に申し上げると、われわれがエクセルでまとめたのは私の出入国記録のうち、中国関連航空(記録だ)」と言った。

 その上で「実は出入国記録全体を抜き出してみたが、何なのか分からないことだらけだった」「調べるのがほとんど不可能な状態だったので、中国のものを抜き出して提出した」と説明した。

 金民錫候補者は「私の20-30年にわたる別の出入国記録まで要求するなら、それは先ほど申し上げたこれまでの首相たちの例と同様、過度な範囲の要求だ」と言った。

イ・ジュヒョン記者

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  • ▲次期首相候補・金民錫の中国・清華大法学修士卒業確認書
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