「白菜事業投資で得た収益金」で月450万ウォンの留学費用捻出? 次期首相候補・金民錫、有罪判決文と異なる説明 国会人事聴聞会

「白菜事業投資で得た収益金」で月450万ウォンの留学費用捻出? 次期首相候補・金民錫、有罪判決文と異なる説明 国会人事聴聞会

 【TV朝鮮】(アンカー)

 金民錫(キム・ミンソク)首相候補者は以前、支援者カン・シンソン氏から違法な政治資金を受け取り、有罪判決を受けました。これには米国留学時代に1億6000万ウォン(現在のレートで約1700万円)を生活費として受け取っていたものも含まれていますが、金民錫候補者はこれを「白菜の事業に投資して得た収益金だ」と言っています。年間収益率が27%にも達するのに、証拠資料はないと言いました。また、カン・シンソン氏の会社が購入した土地の価値が、ある自治体の施行事業者指定後に大幅に上昇したという24日のTV朝鮮報道に関しては、「知らない内容だ」と言いました。チャン・ユンジョン記者がお伝えします。

【写真】次期首相候補・金民錫とカン・シンソン氏

 (記者リポート)

 金民錫候補者は2005年10月から3年間、米国に留学しました。

 当時、支援者カン・シンソン氏から平均で1カ月当たり450万ウォンずつ生活費を受け取っていましたが、金民錫候補者は「白菜の事業に投資して受け取った収益金だ」と主張しました。

 (金姫廷〈キム・ヒジョン〉議員=国民の力所属=)

 「白菜の事業にいくら投資したんですか?」

 (金民錫候補者)

 「今は別々に暮らしている子どもたちの母親(同候補者の元妻)が2億ウォンを投資したと承知しています」

 元金も全額返してもらったとのことです。

 2億ウォンで月450万ウォンの収益を上げたとすれば、収益率は年27%になります。

 (金姫廷議員=国民の力所属=)

 「白菜の栽培は普通、3カ月が1シーズンです。ですが、300坪を3カ月すれば370万ウォン受け取れると(農業技術センターでは)言っていました」

 (金民錫候補者)

 「証拠資料を提供できる内容ではありません」

 しかし、金民錫候補者の釈明は、過去に有罪が確定した違法政治資金の判決内容とは異なります。

 裁判所は当時、「1億6000万ウォンはカン・シンソン氏が生活費として無償送金したものだ」と述べました。

 また、金民錫候補者はカン・シンソン氏の会社が全北特別自治道井邑市から廃利物処理施行会社に指定された後、所有地の地価が約10倍に急騰したというTV朝鮮の報道について、関連性を否定しました。

 (蔡鉉一〈チェ・ヒョンイル〉議員=共に民主党所属=)

 「金民錫候補者と関係がありますか?」

 (金民錫候補者)

 「知らない内容ですし、その方がどのような事業を最近しているのか、実は知りません」

 野党・国民の力は明らかになった問題点について、聴聞会の検証範囲にとどまらず、捜査の領域におよぶものだと指摘しました。TV朝鮮、チャン・ユンジョンがお伝えしました。

(2025年6月25日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 「白菜事業投資で得た収益金」で月450万ウォンの留学費用捻出? 次期首相候補・金民錫、有罪判決文と異なる説明 国会人事聴聞会

right

あわせて読みたい