韓国製の即席袋麺に「がん・生殖機能障害」警告表示…海外で波紋

 海外で売られている韓国製の即席袋麵のうち、一部の製品の袋に記載されている「がんと生殖器機能障害」に関する注意書きがSNS(交流サイト)で拡散され、波紋を呼んでいる。

【写真】袋に注意書き「警告:がんと生殖器機能障害」

 インド・メディア「CNNニュース18」によると、最近あるネットユーザーがインスタグラムで「ちょっと待って、即席麵にこんな注意書きがあるよ。がんと生殖器障害ですって? 注意書きをよく読んでみて」と動画を公開したという。

 動画には、米国などに輸出している韓国製の即席袋麺が映っている。袋には「警告:がんと生殖器機能障害」と書かれている。

 動画は646万回以上再生され、海外ネットユーザーらの注目を集めた。「CNNニュース18」は「この動画が急速に拡散され、インスタントラーメンが好きな人たちは大きなショックを受けた」と報じた。

 これに対し、あるネットユーザーは「パッケージの材料自体に毒性があるケースも多い。熱で印刷された包装材が安全な露出量を超えるレベルの化学物質を放出し、皮膚に浸透するため、発がん性やホルモンに関する警告を記載しているのだ」と主張した。

 即席袋麺の包装材は主にポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)から作られるが、これらは130-150度程度の熱にも耐えられる耐熱性の素材だ(原文ママ)。そのため、即席袋麺の袋に熱湯を直接注いで食べる「ポグリ(韓国の軍隊で生まれた即席袋麺の食べ方)」方式でも安全に食べられるという。

キム・ジャア記者

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