【NEWSIS】中国で1000万元(約2億円)の宝くじに当せんした人が、宝くじを洗濯機に入れて洗濯機を回してしまうというとんでもないミスを犯したものの、無事に当せんが認められたことが分かり、話題になっている。
【写真】洗濯してしわくちゃになっていた宝くじ券…無事に当せんが認められた
中国メディア「光明網」が6月19日(現地時間)、報じた。それによると、雲南省麗江市に住むチャンさんは、いつものように宝くじを購入し、ズボンのポケットに入れたままそのことをすっかり忘れていた。
その後、そのズボンをそのまま洗濯機に入れて洗濯してしまい、宝くじはポケットの中でしわくちゃになった。
数日後、自身が宝くじを購入した地域で1等当せん者が出たという話を聞き、チャンさんは宝くじのことを思い出してズボンのポケットを確認した。
ポケットから宝くじを取り出してみると、しわくちゃで色が落ちた状態だった。
チャンさんは宝くじを持って即座に雲南省スポーツ宝くじセンターに向かい、判読の手続きをしたところ、当せんしていることが最終的に確認された。
センターの関係者は「宝くじは状態が悪くて損傷していても当せん番号と固有情報が識別できれば、当せん金の支払いには問題がない」とした上で「ただしひどく損傷して番号識別が難しい場合は支払いが不可能なこともある」と説明した。
チャンさんはインタビューで「20年以上、ずっと少額の宝くじばかり買っていて、当たらなければ、それはスポーツの発展のために寄付したものだと考えるようにしていた」「今回は本当に胸がドキドキしたが、当せんが認められて幸いだ」と話した。
ネットでは「2億円の紙だなんて、心臓がどれほどバクバクしたことか」「一瞬で全部吹っ飛ぶところだったね」「最後まで諦めなかったおかげで最終的に2億円を手にすることができた」などの反応が見られた。
カン・セフン記者