韓国の自殺相談電話 24年47%増=今年は1~3月で既に前年超え

【ソウル聯合ニュース】韓国で自殺予防の相談ダイヤル(109番)にかかってきた電話が2023年の1万8304件から24年は2万6834件になり46.7%増加したことが分かった。保健福祉部が4日までに明らかにした。

 今年は1~3月期だけで2万8034件となっており、すでに昨年の件数を上回っている。

 件数には電話がつながらなかった事例も含まれているという。

 保健福祉部は相談需要が急増していることを受け、相談チームの勤務現場に担当者を派遣し、苦労をねぎらったほか、相談員らの主な退職の理由となる心理的消耗を予防するための支援案などについて現場の意見を聴取した。

 同部は現在、100人規模の相談チームを運用している。今年後半には相談員を40人増やし、2カ所目の相談センターを開設する計画だ。

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