「中絶を4-5回した」…英ポップスターのリリー・アレンが告白

 英国のポップスター、リリー・アレン(40)が過去に何度も人工妊娠中絶した経験があると告白した。

 英紙テレグラフなどが3日に報道したところによると、リリーは先日配信された自身のポッドキャスト『Miss Me(ミス・ミー)?』の中で、「現在、子宮内避妊器具(IUD)を使用している」と語ったという。

【写真】リリー・アレンさん(40)

 共同司会者のミキタ・オリバー(41)が「中絶をしたことがある?」と聞くと、リリーは「何回かした。正確に何回かは覚えていない」「たぶん4-5回くらいだったと思う」と答えた。

 これに対してオリバーは「私も5回くらい中絶をした」「あなたと私がこのように話せることがうれしい。誰も私たちを攻撃しようとしないし、非難しようともしない」と言った。

 リリーは「妊娠した時、交際相手が中絶手術費用を払ってくれたことがある。当時はそれがとてもロマンチックなことだと思った」と話した。その上で「今はそれが心の広さだとかロマンチックだとか思わない」と言った。

 リリーとオリバーは、女性が望まない妊娠をした場合、中絶を選択するのが適切だと口をそろえた。リリーは「ただ『今すぐは赤ちゃんを望まない』とか『赤ちゃんは欲しくない』という理由だけでも十分だ」と言った。

 リリーは女性が中絶する権利を保護すべきだという見解を繰り返し表明してきた。女性の中絶権を認めた「ロー対ウェイド判決」が2022年に米連邦最高裁によって覆された時、交流サイト(SNS)を通じて反対の見解を表明した。また、世界最大規模の野外音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」でポップスターのオリビア・ロドリゴと共に「中絶権廃止に賛成した5人の保守派の米最高裁判事たちにこの歌をささげる」として、ののしり言葉が使われたタイトルの歌を歌ったりもした。

 リリーは有名俳優のキース・アレンと映画プロデューサーのアリソン・オーウェンの娘だ。 2006年にデビュー・アルバム「Alright, Still(オーライ・スティル)」をリリースし、260万枚以上を売り上げて世界的な人気を呼んだ。同年のシングル『smile(スマイル)』は英国の音楽配信チャートで1位を獲得した。

 リリーは元夫サム・クーパーとの間に娘が2人いる。2020年に俳優デビッド・ハーバーと再婚したが、昨年末に破局を迎えたことが伝えられた。

キム・ガヨン記者

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