韓米がソウルで局長級協議 「同盟の現代化」議論

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は11日、同部の洪知杓(ホン・ジピョ)北米局長と米国務省のケビン・キム副次官補(東アジア・太平洋担当)がソウルで局長級協議を開き、双方の外交・国防分野の実務者らが出席したと発表した。

 外交部は「双方は韓米同盟を未来型包括的戦略同盟に強化し、変化する域内の安全保障環境の中で同盟を互恵的に現代化していくための方策について議論した」と説明した。

 米国側はこのところ「同盟の現代化」の観点から韓国の国防費増額、戦略資産展開費用の分担、在韓米軍の役割の見直しなどの必要性を指摘するケースが増えており、今回の協議でもこのような内容が扱われたとの見方が出ている。

 キム氏は第1次トランプ政権の2018~20年に、当時のビーガン北朝鮮担当特別代表のもと、米朝首脳会談をはじめとする米国の北朝鮮政策に実務的に関与し、現政権では朝鮮半島問題を担当している。

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