【ソウル聯合ニュース】韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)駐米大使が12日午後(米現地時間)、現地で退任式を行ってから帰国の途に就いた。これにより、韓米両国はいずれも相手国に駐在する大使がいない状態となった。駐韓米大使は今年1月から空席となっている。
趙氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権だった2023年4月に駐米大使に着任した。
次期駐米大使については、趙炳ジェ(チョ・ビョンジェ)元国立外交院長、林聖男(イム・ソンナム)元外交部第1次官らが有力視されている。
韓国政府は先ごろ、尹前政権で任命された米国や日本など主要国の大使らに離任を指示しており、朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日大使は14日に帰国する。