李大統領 大雨被災地の「特別災難地域」指定を指示

【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日、16日から続いている大雨で大きな被害を受けた地域を特別災難(災害)地域に指定する案を迅速に進めるよう指示した。大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官が伝えた。

 特別災難地域に指定されると、住民の各種税金の納付猶予、公共料金の減免措置が取られる。自治体は災害復旧費用の一部が支援されるため財政負担が軽減される。

 政府の中央災難対策本部と消防庁によると、16日から全国各地で降り続いた大雨により、20日午前11時までに14人が死亡、12人が行方不明となった。救助・捜索活動が行われているため被害者数はさらに増える可能性がある。

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