韓国与党新代表に鄭清来氏 李大統領に近い強硬派

【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系与党「共に民主党」は2日の党大会で、新しい代表に李在明(イ・ジェミョン)大統領に近い鄭清来(チョン・チョンレ)前国会法制司法委員長(60)を選出した。任期は大統領選出馬のため辞任した李在明前代表の残りとなる来年8月まで。

 鄭氏は全国を巡回しながら実施してきた代表選で得票率62%の支持を得て朴贊大(パク・チャンデ)前院内代表を下し、李政権初の与党代表に就任した。

 学生運動家出身の鄭氏は2004年の総選挙で国会議員に初当選し、現在4期目。党最高委員や国会科学技術情報通信委員長などを歴任した。

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による昨年12月の「非常戒厳」後は国会法制司法委員長として尹氏の弾劾、罷免を推し進めた。

 今後は国会(定数300)で167議席を持つ巨大与党の代表として李政権の政策実現をサポートする。弾劾政局では尹政権の与党だった保守系最大野党「国民の力」などに厳しく臨んできた強硬派だけに、議会運営を巡っても妥協を許さない姿勢を取るとみられる。

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