韓国のマンションで、1階の住民が「車の排気が熱い」という理由で共用駐車スペースをふさぎ、ネットユーザーの間で論争になっている。
オンラインコミュニティー「ボベ・ドリーム」には1日、このような様子を捉えた写真が投稿された。写真には、物干し台と椅子を置いてマンションの駐車スペースを2台分ふさいでいる様子が写っている。
椅子には「5時30分-6時の間に片付けます。自動車の排気があまりに熱いので取っている措置であることをご理解いただきたいです」という説明書きが張り付けられている。隣に置かれた物干し台にも「9月中旬までご理解ください。エアコンの風が嫌いな上に電気料金が怖く、つけていません。夕方には必ず片付けます」と記されている。すぐ隣の駐車スペースには車が1台、マンションの窓ガラス方向へ「バック駐車」してある。
投稿者は「煤煙問題で空ぶかしを禁止したり、バック駐車ではなく前向き駐車をしろというケースは見た」とした上で「車の排気が嫌で家の前を駐車禁止にするというのは何を考えているのか」と書き込んだ。
この1枚の写真を巡って、ネットユーザーの反応は割れた。「1階に住んでいて駐車場を自宅の庭みたいに使うのはあまりに勝手」「ああいうことをするなら一戸建てに住むべき」など、1階住民の措置はやり過ぎ、という意見が出た。
逆に「あれは間違った方法だけど、駐車場でエンジンをかけたままにする人がいるからそうしてるように思う」「前向き駐車をしない人のせいでやったということもあり得る」など、駐車場が目の前にある1階住民の苦労に共感する反応もあった。
チェ・ヘスン記者