国家人権委員会(人権委)の非常任委員を務めている元明僧侶が提出した辞職書を、李在明(イ・ジェミョン)大統領が今月22日に受理したことが分かった。人権委が24日に明らかにした。元明僧侶が辞職書を提出してから7カ月を経ての結末だ。曹渓宗に属するソウル奉恩寺の住職、元明僧侶は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権時代の2022年11月に人権委非常任委員に任命された。元明僧侶は今年1月、金竜元(キム・ヨンウォン)人権委常任委員などと共に戒厳関連の捜査を受けている尹錫悦・前大統領の防御権を保障すべきだという趣旨の案件を発議したが、論争になったことから、辞意を表明していた。元明僧侶の後任の委員は、人権委が複数の候補者を推薦すれば李大統領が1人を指名する。
イ・ギウ記者