中国商務相「対韓赤字、うれしく思う」 韓国特使団に

【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が中国に派遣した特使団は25日、北京で同国の王文濤商務相と面会した。王氏は朴炳錫(パク・ビョンソク)元国会議長を団長とする特使団に対し、「中国は昨年353億ドル(約5兆2000億円)の対韓貿易赤字を記録した」とし「われわれはこの赤字をうれしく思い、両国間の貿易構造による正常な現象と受け止めている」と話した。 

 また前日が韓中国交樹立33周年だったことに触れたうえで、「両国は互いに重要な隣国でありパートナー」とし「昨年の両国の貿易額は3820億ドルを突破し、韓国は日本を抜いて中国にとって第2の貿易相手国になった」と強調した。

 特使団は、韓中自由貿易協定(FTA)第2段階交渉の早期妥結やレアアースなど重要鉱物の円滑な供給を希望した。

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