カカオ創業者に懲役15年求刑 SMエンタの株価不正操作で

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル南部地裁で29日、大手芸能事務所「SMエンタテインメント」の買収に絡み、同社の株価を不正につり上げたとして資本市場法違反の罪に問われたIT大手「カカオ」の創業者で経営刷新委員長の金範洙(キム・ボムス)被告の論告求刑公判が開かれ、検察側は懲役15年と罰金5億ウォン(約5300万円)を求刑した。

 金被告は2023年2月、SMエンタの経営権を巡り対立する総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)による株式公開買い付け(TOB)を妨害するため、SMエンタの株価をつり上げてHYBEが提示した買収価格を上回るよう操作した疑いが持たれている。

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