5つ星リゾート1階の男性用サウナ室、散歩道から丸見えだった /京畿道・安山

 京畿道安山市にある5つ星リゾート施設で、男性サウナ室の内部が外から丸見えになっていたことが分かった。

 宿泊客のAさんが8月23日午後7時30分ごろ、リゾート施設の散歩道を歩いていたところ、1階のサウナ室の窓から内部が見えていることに気付いたという。この時、サウナ室は営業中で、利用客の姿まで外から丸見えの状態だったとのことだ。

【写真】ブラインド閉め忘れで丸見え

 Aさんは聯合ニュースの取材に「夕方、散歩をしていたところ、窓越しにサウナ室の内部が見えていて驚いた。中にいたお客さんたちは、自分たちの姿が外から見えていることに気づいていないようだった」と語った。Aさんはチェックアウト時にリゾート施設側に問題を知らせようとしたが、日程の都合でできなかったとのことだ。

 リゾート施設側は「サウナ室をご利用になったどなたかが窓のブラインドを上げたために起こったものと思われる」と説明した。このガラス窓にはプライバシー保護フィルムが貼られていたが、夜間は遮断効果が不十分で、リゾート施設側がブラインドを下げて視野を遮っていた。ところが、誰かがブラインドを上げたために問題が発生したということだ。

 リゾート施設の関係者は「外から見えるという事実を確認し、補完策を検討しているところだ。ブラインドを任意に操作できないよう固定したり、フィルムを交換したりする方策を検討している。今後は同様の問題が発生しないよう必要な措置を取る」と語った。

 8月12日にも慶尚北道慶州市内のある有名ホテルで同様の出来事があった。保護フィルムの性能が落ちてサウナ内部が外部から丸見えになってしまっていたのだ。このため、ホテル側は「再発防止のために定期点検と役員・社員のセキュリティー認識強化教育を実施する」として謝罪文を出した。

チョン・アイム記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲イラスト=UTOIMAGE
  • 5つ星リゾート1階の男性用サウナ室、散歩道から丸見えだった /京畿道・安山

right

あわせて読みたい