李在明政権初の通常国会開会 議長「朝鮮半島平和決議案」提案

【ソウル聯合ニュース】韓国で1日、通常国会の開会式が開かれた。6月に発足した李在明(イ・ジェミョン)政権で初の通常国会となる。

 会期は100日間で、政府与党が進める改革案や2026年度予算案を巡り、与野党が論戦を繰り広げる見通しだ。

 禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は開会の辞で、「国会も朝鮮半島の平和環境づくりに積極的な役割を果たすことを望む」として、「朝鮮半島平和決議案」の採択を提案した。

 禹氏は「『少なくとも朝鮮半島で戦争はいけない』『北の核・ミサイル開発に反対する』『軍事的な緊張を緩和しなければならない』『(北朝鮮との)対話を再開する』などでは与野党が一致すべきだ」と表明。「南北関係に関する北の態度は依然強硬で、政府の信頼回復措置に対する憂慮と批判もある」としながらも、「平和が国益」と強調した。

 また、世界で保護貿易主義や自国優先主義が強まっているとして、「韓国版インフレ抑制法(IRA)」の早期成立を目指す考えを示した。

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