大邱市内にある中華料理店で、店主が上半身裸の状態でテイクアウト用の料理を準備する様子がカメラに捉えられた。
自営業者向けのコミュニティーサイト「つらいから社長だ」には8月30日、街の中華料理店でのこのような目撃情報が寄せられた。
投稿者は、自身も外食産業に従事しているとして「何年間も通っている人気の中華料理店に行って、チャンポン(魚介類入りの辛い麺料理)のテイクアウトを頼んだ。店内にはエアコンも扇風機もなかった。と当時の状況を振り返った。
投稿者は「テイクアウトだったので、暑くても10分ぐらいは我慢できた」としながらも「マスクも衛生キャップも着用せず、サンダルにハーフパンツ姿というのはいつも見ているけれど、上半身脱いだまま接客し、テイクアウトの料理を準備してテーブルの片付けまでするのは納得できない」とつづった。
投稿者が添付した写真には、ハーフパンツと靴下だけ着用した男性が、上半身裸の状態で料理を黒いビニール袋に入れる様子が写っていた。
投稿者は、この男性が「オーナーか、またはオーナーの夫だとみられる」と書いた。さらに「数年間、理解に苦しむ運営を見てきたが、上半身裸というのは衛生法違反ではないだろうか」として「体調が悪いのでご飯を買いに行ったのだけど、『ここは中国か』と思ってしまった」と続けた。
この投稿には「いくら人気店でも不衛生で食べたくない」「衝撃だ。区庁に苦情を入れるべき」「写真を見ても信じられない」などの反応が相次いだ。
猛暑が続いている今年の夏は、公共の場で上半身裸になることが何度も物議を醸している。8月28日にはインターネットのコミュニティーサイトで、韓国高速鉄道(KTX)車内で上半身裸の状態で座席に座る男性が目撃された。公開された写真を見ると、男性乗客が上半身を脱いだまま列車の椅子に座っている。男性の腕と脇腹部分が丸見えだったが、周囲の視線を気にしていないようだった。
公共の場所で過度に体を露出すると、公然わいせつ罪や軽犯罪として処罰を受ける可能性がある。公共の場所でのわいせつ行為の場合、1年以下の懲役、500万ウォン(約53万円)以下の罰金、勾留または科料という処分を受ける可能性がある。公共の場所で体の主な部位を露出すれば、10万ウォン以下の罰金、勾留または科料処分を受ける可能性がある。
チョン・アイム記者