韓国南西部に大雨 住民避難・一部列車の運行取りやめ

【全州聯合ニュース】韓国南西部の全羅北道で6~7日に大雨が降り、住民が避難したほか、一部列車の運行を取りやめるなど被害が相次いでいる。

 気象庁によると、6日から7日午前にかけ、全羅北道の群山市に約300ミリ、益山市に255ミリ、全州市に190ミリの雨が降った。群山市では7日未明、1時間に150ミリを超える記録的な雨を観測した。

 山林庁は益山市などに土砂崩れに関する警報を、全州市など10地域には土砂崩れに関する注意報を出した。

 全州市では川の水位が上昇したため、当局が一部地域の住民に避難命令を出し、約40人が避難した。群山市でも約20人の住民が避難した。

 大雨により、益山市と全州市を結ぶ区間の線路が冠水し、7日午前に列車の運行を一時見合わせた。

 消防当局によると、現在までに120件を超える住宅や道路などの浸水被害が報告された。

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