韓国産業相に続き通商トップも訪米へ 関税交渉巡り

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長は15日、関税交渉の詰めの協議のため、米国に出発する。同部が明らかにした。

 韓国の金正官(キム・ジョングァン)産業通商資源部長官は12日(現地時間)、ニューヨークでラトニック商務長官と会談している。

 呂氏はワシントンでグリア通商代表部(USTR)代表ら米通商当局者と会談し、大枠合意した関税交渉を巡る協議を続ける。

 韓米は7月、米国が韓国に対する相互関税を25%から15%に引き下げ、韓国は総額3500億ドル(約51兆7000億円)の対米投資を行うことなどで合意したが、具体的な内容については協議が終わっていない。

 両国の通商当局は協議を続けているが、対米投資の方式などで隔たりが埋まっておらず、議論は膠着(こうちゃく)状態となっている。

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