サムスン会長の長男が入隊 米市民権放棄=海軍将校として服務へ

【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長の長男、ジホ氏が15日、兵役のため入隊した。海軍の学士士官候補生として入営し、11週間の教育訓練を受け、12月1日に海軍少尉として任官する予定だ。 

 訓練期間と任官後の服務期間(36カ月間)を合わせると計39カ月間となる。海軍兵士の服務期間20カ月より長い。職務や配置される部隊などは教育訓練の成績や人員状況などを考慮して決まる。

 ジホ氏は2000年に米国で生まれ、韓国と米国の二重国籍を持っていた。海軍将校として兵役の義務を果たすため米国市民権を放棄し、財界では「ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)」との評価が出た。

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