李大統領が23日に国連で演説 北朝鮮高官も出席か=対話模索に注目  

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室によると、李在明(イ・ジェミョン)大統領はニューヨークの国連本部で開かれる国連総会一般討論初日の23日に演説する。韓国の民主主義の回復プロセスを共有するとともに、朝鮮半島問題をはじめとするグロバール懸案に対する韓国政府のビジョンと政策を提示する。

 24日には韓国大統領では初めて国連安全保障理事会の議長として、人工知能(AI)・国際平和・安全保障に関する公開討論を主宰する。安保理の非常任理事国である韓国は9月の1カ月間、議長国を務めている。

 一般討論の暫定演説者リストによると、トランプ米大統領や石破茂首相のほか、北朝鮮の高官も登壇する。外務省で国際機構を担当するキム・ソンギョン次官の出席が有力視されている。

 北朝鮮は昨年まで6年連続、高官を派遣せず、ニューヨークに駐在する国連大使のみを出席させた。今回、北朝鮮から高官が出席するなら、韓国や米国などの関係者と対話を模索するか注目される。

 今回の総会ではパレスチナ自治区ガザで続く戦闘やロシアによるウクライナ侵略、スーダン内戦などへの対応が主な議題になる見通しだ。

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