「バールでドアをこじ開けさせたのは共に民主・朴賛大議員」 現在も続くレッテル貼りに羅卿瑗議員が反論 2019年ファストトラック衝突事件

「バールでドアをこじ開けさせたのは共に民主・朴賛大議員」 現在も続くレッテル貼りに羅卿瑗議員が反論 2019年ファストトラック衝突事件

 【週刊朝鮮】2019年の韓国国会ファストトラック(迅速処理案件)衝突事件で検察から懲役2年を求刑されたナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員=国民の力=が16日、「バールは共に民主党と警備関係者が持ってきた」と発言し、共に民主党に反論した。

【写真】実際はこんなかんじでした

 ナ・ギョンウォン議員は同日、ソウル・汝矣島の国会で開かれた緊急議員総会で「われわれは座ってシュプレヒコールを上げ、平和的な座り込みをしていた。バールでドアをこじ開ける警備員と共に民主党関係者らを指揮していたのは共に民主党の朴賛大(パク・チャンデ)議員だ」と発言し、2019年のファストトラック衝突事件時の写真を見せた。

 そして、「ドアの隙間から入ってきたバールを押収した後、それを手に持って見せる私の写真を『ナ・バール』と呼び、暴力的だというレッテルを貼った。このせいで、今も多くの国民はわれわれの党(国民の力)が暴力を振るったと思っている」と訴えた。

 ナ・ギョンウォン議員はまた、共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)代表がファストトラック事件の実刑求刑を理由に「国会法制司法委員会から出ていけ」と発言したことについては「その論理が通用するならば、大法院(最高裁判所)で被選挙権が剥奪される刑(有罪趣旨の破棄差し戻し)を受けた李在明(イ・ジェミョン)大統領はその地位から降りなければならないのではないか」と問い返した。

 検察は15日、国民の力の前身・自由韓国党の院内代表だったナ・ギョンウォン議員に特殊公務執行妨害などで懲役2年を求刑した。ファストトラック事件が起きた2019年から5年8カ月を経ての求刑だ。これを受けて、鄭清来代表を筆頭とする共に民主党は、国民の力に対してナ・ギョンウォン議員の法制司法委員会幹事職の撤回を要求するなど、総攻勢に出ている。

イ・チェウン記者

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