【ソウル聯合ニュース】韓国のロッテカードは18日、同社がハッキング攻撃を受け、297万人分の会員情報が流出したことが確認されたと発表した。
同社のチョ・ジャジン社長は記者会見で、情報が流出した会員のうち28万人についてはクレジットカードが不正利用される可能性があるとして、速やかにカードの再発行手続きを行う方針を示した。
韓国カード業界5位の同社は約960万人の会員を有しており、全体の約3分の1の会員情報が流出したことになる。
チョ氏は、クレジットカードの不正利用によって発生した被害は全額補償すると明らかにした。
ロッテカードは1日、ハッキング攻撃を受けて1.7GB(ギガバイト)規模のデータが流出したと金融当局に届け出たが、調査の結果、実際の流出規模はこれよりはるかに大きいことが分かった。
最初にハッキング攻撃を受けたのは先月14日だったが、会社側は月末になってから問題を把握し、調査に乗り出した。