【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中の韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は22日(現地時間)、在米韓国人との懇談会で「本来なら祖国が海外にいる国民を心配しなければならないが、在外国民が大韓民国を心配する状態がかなり長い間続いた」とし、「これからは大韓民国が皆さんを思い、皆さんを心配する」と述べた。
続けて「わが国民は偉大な存在だ。植民地(支配)から解放された国のうち、経済的に成功した産業化を実現し、民主主義まで実現した国は大韓民国だけだ」とし、全世界が韓国を心配した時期があったが模範的な民主国家として、文化強国として、軍事・経済強国として戻ってきたと強調した。昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の「非常戒厳」宣言による混乱を民主的に短期間で克服したことに言及したものとみられる。
李大統領は「正常に戻り、再び飛躍するときが来た」とし、「世界で地に足をつけて生きる在外国民が大韓民国国民であることを誇らしげに堂々と言える、そのような大韓民国を必ずつくる」と約束した。