【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は米ニューヨーク訪問2日目を迎え、国連総会で一般討論演説を行う。
李大統領は23日深夜(日本時間)または24日未明から始まると予想される一般討論演説で、「民主大韓民国」の回復を宣言する予定だ。
昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の「非常戒厳」宣言による混乱を短期間で克服したことを正式に宣言することで、韓国の民主主義の成熟度をアピールし、国際社会からの信頼を高める考えだ。
李大統領は朝鮮半島政策など韓国政府の外交ビジョンを示すとともに、非核化に向けた国際社会の協力を呼び掛け、北朝鮮に対し対話を促す平和のメッセージも伝えると予想される。
演説に続き、国連のグテレス事務総長をはじめ、フランス、イタリア、ウズベキスタン、チェコ、ポーランドの首脳と個別会談を行う予定だ。
トランプ米大統領との正式な会談は予定されていないが、略式会談などで対面する可能性はある。
24日(現地時間)には韓国大統領として初めて国連安全保障理事会の公開討論を主宰する。韓国は9月の安保理議長国を務めている。
25日に米経済・金融界関係者や韓国企業関係者らが出席する投資サミットに出席後、帰国の途に就く予定だ。