トランプ大統領は演説で、各国首脳に向けて「皆さんは最高水準の指導者で、皆さんが行っていることは本当に素晴らしい」とし「世界を率いる皆さんと共にあることができて光栄だという点を、ぜひとも伝えたい。われわれは共に楽しいひとときを過ごし、平和な世の中で生きることになるだろう」と語った。メラニア夫人は「来年第1四半期に、世界の子どもたちのための『共に未来を育む』イベントを進める」とし「首脳配偶者の皆さんがホワイトハウスで共にいてくださることを望む」と招待のあいさつを伝えた。アルバニージー豪首相は、この日のレセプションを終えた後、トランプ大統領と一緒の自撮りを披露。また取材陣と対面すると「トランプ大統領は会談に同意し、10月20日にワシントンでトランプ大統領と会うことになった」と伝えた。
この日、トランプ大統領は複数の首脳と連鎖的に「スモールトーク」を進めたが、去る8月に自らホワイトハウスでアルメニアとの平和協定を仲裁したアゼルバイジャン首脳と会った際には「アルメニアとアゼルバイジャンの友だちに感謝いたします」「そちらの状況が大丈夫かどうか分からない」と関心を示した。ノーベル平和賞受賞者で、現在バングラデシュ暫定政府首班を務めているムハマド・ユヌス氏は、トランプ大統領と会って「平和な時期にバングラデシュを訪れてほしい」と公式に招待した。そうした中で李大統領は24日、ニューヨーク市内でキャスリン・スティーブンス元駐韓米国大使、康京和(カン・ギョンファ)駐米韓国大使内定者などと夕食を共にした。康氏は、アグレマン(駐在国赴任同意)は出たものの、まだトランプ大統領に信任状を呈上できておらず、この日はニューヨークの非営利団体「アジア・ソサエティー」会長の資格で出席したという。
ワシントン=金隠仲(キム・ウンジュン)特派員