韓国野党・国民の力は2日、警察が李真淑(イ・ジンスク)前放送通信委員会委員長を逮捕したことについて、直後に「国がおかしな方向へ進んでいる」と批判した。張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は同日の緊急記者会見で「国民は今、国全体がおかしな方向へ進んでいるのをじっと見ている」と述べた。さらに、動画共有サイト「ユーチューブ」の番組に出演した際も「李真淑前委員長に対して逮捕状を申請した警察、請求した検察、発行した判事を明日(3日)全て告発し、何が真実なのか、必ずや明らかにする」と言った。
【写真】「李真淑グッバイ!」 満面の笑みを見せる共に民主・崔ミン姫議員
元裁判官の張東赫代表はさらに「李真淑前委員長は『出頭できない』と口頭で通知し、欠席理由書も出していた。(警察が李真淑前委員長から)欠席通知を受け取ったという捜査報告書を作成し、欠席理由書も添付していたら、裁判所は令状を発行しなかっただろう。もし、(逮捕状を)発行してもらおうと考えてその理由を隠し、捜査報告書も付けずに申請したとすれば、その警察を直ちに逮捕し、実刑を言い渡すべきだ」と指摘した。
キム・ヒョンウォン記者