
韓国の行政電算システムをまひさせた国家情報資源管理院(大田市)の火災で、火災が初めて発生した時の状況が写っている映像が14日に公開された。
映像を見ると、先月26日午後8時16分ごろ、コンピューター室内の壁際に設置されたバッテリーラックの上方で突然、火花が散ったのが分かる。
当時は、作業員がバッテリーパックの周辺で無停電電源装置(UPS)用リチウムイオンバッテリーを地下に移すための作業をしていた。火花が飛び散ると、作業員たちは慌てて逃げた。
この火災で、バッテリー384個がすべて燃えた。バッテリーから約60センチメートル離れたコンピューター装置740台も損傷した。中央災害安全対策本部は、火災発生19日目の今月14日午後9時時点で、まひしていた709のシステムのうち306が正常化され、復旧率が43.2%に達したと発表した。【動画は共に民主・金城会議員室】