スターバックス・コリアが、韓国国内の店舗に外部から飲食物を持ち込むことを全面的に禁止することを決めた。
スターバックス・コリアが14日に明らかにしたところによると、スターバックスは13日から韓国国内の全ての店舗で飲食物の持ち込みを全面的に禁止し、注意書きを店内に掲示したという。ただし乳幼児を連れている場合、離乳食の持ち込みは可能だ。
スターバックスはこれまで、来店客の利便性を考え、注文したドリンクとともに外部から持ち込んだ飲食物を店内で食べることを認めていた。
しかし最近、インターネット上ではスターバックス店内でトッポッキ(餅の甘辛炒め)や揚げ物、ケーキなどを食べる客の動画や写真が拡散され、物議を醸していた。
スターバックス・コリアの関係者はチョソン・ドットコムの電話取材に対し「度を越した持ち込み飲食のせいで、一部のお客さまが不便を強いられるケースがあった」として「お客さまに快適な環境を提供するために、飲食物の持ち込みを全面的に禁止することを決めた」と説明した。
関係者は「弁当や他のカフェで買ったドリンク、スンデ(豚の腸にもち米や豚の血などを詰めた韓国料理)などを飲食する人もいた」「一部には、目に余るようなケースも見られた。お客さまの意見を反映して今回の決定を下した」と話した。
スターバックスは今年8月には、韓国の店舗でプリンターや個人用パーティション(間仕切り)、マルチタップ(複数の機器を接続できるようにする電源タップ)の使用を禁止した。
当時、一部の来店客が店内に個人用のデスクトップPCやプリンターを設置して席を長時間占領するケースがあったため、こうした措置が下された。
キム・ミョンイル記者