最近韓国国内で発生した外国人犯罪のうち、中国人によるものが半数近くを占めるという集計結果が出た。
韓国国会法制司法委に所属する朴俊泰(パク・チュンテ)議員=保守系野党「国民の力」=が9日に韓国警察庁から受け取った資料「年度別外国人犯罪者数」によると、昨年の韓国における外国人犯罪者数は3万5296人で、このうち中国人は1万6099人、およそ45.61%に達した。
2021年においても外国人犯罪者の45.7%(1万5815人)は中国国籍で、22年は47.67%(1万6436人)、23年は47.05%(1万5403人)だったことが判明した。
今年は、6月までの時点で中国人による犯罪件数は7414件に上り、中国国籍者が韓国で1日およそ40件前後の犯罪を起こしたことになる。
不法滞在・不法就労・刑事犯などにより出入国管理法に違反する「出入国事犯」も中国人が多数を占めていることが確認された。
朴議員が法務部(省に相当)から受け取った資料「出入国事犯処理現況」によると、韓国における昨年の出入国犯罪のうち中国人によるものは3万783件で、全体の64.04%に上った。
2022年は2万9233件(79.64%)、23年は3万992件(67.04%)、今年は6月までの時点で1万4598件(62.42%)の中国人出入国犯罪が発生した。
イム・ヒウォン記者