大谷翔平がまた「下手な漫画」、WS第3戦で2本塁打・2二塁打・5打席連続四球

9出塁の新記録
ドジャース、延長18回の末6-5で勝利

大谷翔平がまた「下手な漫画」、WS第3戦で2本塁打・2二塁打・5打席連続四球

 28日(韓国時間)、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズによる米大リーグ(MLB)ワールドシリーズ(7戦4先勝制)第3戦が行われた米ロサンゼルスのドジャー・スタジアム。延長18回、6時間39分にわたる死闘を終わらせたのは今回もフレディ・フリーマン(36)だった。昨年のワールドシリーズ第1戦でサヨナラ満塁本塁打によりドジャースに勝利をもたらしたフリーマンは、同日の18回裏、先頭打者として打席に入り、センターフェンスを越えるソロ本塁打を放ち、ロサンゼルスの夜に大歓声が上がった。ドジャースが6-5で勝ち、シリーズ戦績を2勝1敗とした。

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 延長に突入するまでは大谷翔平の「ワンマンショー」が繰り広げられた。1番・指名打者(DH)として出場した大谷は、1回の二塁打に続き、3回は2-0と突き離すソロ本塁打を放った。2-4とリードされていた5回には1点を追加する二塁打を放ち、7回には5-5とするソロアーチを描いた。これは大谷にとってポストシーズン8本目のホームランであると同時に、コーリー・シーガーが立てたドジャースの1ポストシーズン最多ホームラン記録と肩を並べる大記録だ。その後は4申告敬遠を含め計5四球を得た。

 この日、大谷は9打席で4打数4安打(2本塁打)、5四球(うち申告敬遠4回)、3得点、3打点を記録した。ワールドシリーズ1試合で4長打(2本塁打と2二塁打)は1906年以来119年ぶりで、9出塁・申告敬遠4回・5四球はいずれもワールドシリーズ1試合における新記録だ。

 両チームは29日、同じドジャー・スタジアムで第4戦を行う。ドジャースは大谷、ブルージェイズはシェーン・ビーバーが先発する。

ヤン・スンス記者

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