ナ・ギョンウォン議員「李在明大統領は腐敗犯罪の首謀者…裁判に堂々と応じよ」 大庄洞事件で金万培・柳東珪・南旭ら法廷拘束

 韓国野党・国民の力所属のナ・ギョンウォン議員が2日、京畿道城南市大庄洞の土地開発を巡る背任事件で関与者らに実刑判決が出たことについて、李在明(イ・ジェミョン)大統領に向かって「便法で背任罪廃止を強行する形を直ちにやめ、裁判に堂々と応じよ」と述べた。

【表】あの手この手で…被告人・李在明の司法手続き無視の事例

 これは、ナ・ギョンウォン議員が同日、交流サイト(SNS)に「これまで明らかになった事実関係と、裁判所が判決を通じて認めた内容を総合すると、李大統領が大庄洞官民癒着腐敗犯罪の首謀者であることは明らかだ」とした上で述べたものだ。

 そして、「李大統領の関与と責任を明確に宣言した大庄洞判決に対しても、共に民主党は我田引水的に法を歪曲(わいきょく)した詭弁(きべん)を繰り返している」「この事件の背任の本質は、京畿道城南市長(李在明・現大統領)が任務に違反して市民に損害を与え、民間業者である金万培(キム・マンベ=被告・火天大有資産管理の大株主)らに利益を与えた行為だ」と指摘した。

 さらに、「城南市長や柳東珪(ユ・ドンギュ=被告・元城南都市開発公社企画本部長)、鄭鎮相(チョン・ジンサン=被告・元共に民主党代表室政務調整室長)が金万培と癒着したのか、李在明が柳東珪らの癒着関係を知っていたのかは構成要件ではない」「城南市民が享受すべき利益が民間業者に過度に回ったことにより、城南市と市民が被害を受けたとすれば、そうした行為を故意にした時点で背任罪が成立する」と述べた。

 ナ・ギョンウォン議員は「李大統領と共に民主党が自分たちの詭弁に自信があるならば、中断している裁判の再開を自ら申し出て、法の審判を通じて堂々と無罪判決を受けることを願う」「裁判を受けないのならば、有罪であることを自ら認めることになる」と書いた。

チャン・ユンジョン記者

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  • ▲韓国野党・国民の力所属のナ・ギョンウォン議員。写真=聯合ニュース

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