10月の消費者物価上昇率2.4% 1年3カ月ぶり高水準=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国の国家データ処が4日発表した消費者物価動向によると、10月の消費者物価指数は前年同月比2.4%上昇し、昨年7月(2.6%)以来1年3カ月ぶりの高水準を記録した。

 消費者物価の上昇率は6~7月に2%台を記録し、8月に1.7%に下がった後、9月には2.1%と再び2%台に上昇した。

 10月は農畜水産物の物価が3.1%上昇し、物価全体を0.25ポイント押し上げた。このうち畜産物は5.3%、水産物は5.9%上昇。豚肉(6.1%)、サバ(11.0%)の上昇傾向も目立った。

 加工食品は3.5%、石油類は4.8%上がり、物価全体の上昇をけん引した。

 購入頻度が高く、支出の割合が大きい品目を中心に構成される生活物価指数の上昇率は2.5%だった。

 魚、野菜、果物などの生鮮食品指数は0.8%下がり、変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は2.5%上がった。

 経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(食品とエネルギーを除く)は2.2%上昇した。

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