「奇跡だ」 運転中に意識失った48歳男性、ガードレール突き破って落下するも軽傷 /ブラジル

 ブラジルで運転中のドライバーが走行中に意識を失い、歩道の階段から車ごと数メートル下に落下したが、奇跡的に無傷で助かったことが話題だ。

 ザ・サンなど複数の外信が12日(現地時間)に報じた。それによると事故は今月8日未明にブラジル・サンパウロ南部で発生した。ドライバーのレイルソン・ソジャさん(48)は車で自宅に向かっていたところ、突然頭痛に襲われ意識を失った。車はガードレールを突き破り歩道の階段から数メートル下に落下した。

【写真】ガードレールを突き破った車が勢いよく落下する様子

 周辺の防犯カメラ映像を見ると、車はスピードを出していたためガードレールに激突した時に火花が散り、階段を落下する際には車体もバランスを失って横転した。事故後、現場では階段の手すりが抜けて曲がった状態になり、地面には車の破片が飛び散っていた。

 通報を受け現場に急行した救助隊は車の外に放り出されたソジャさんを救急搬送した。どう考えても大事故だったためソジャさんは危険と思われたが、実際は片手を軽く擦りむいただけで特に大きなけがはなかった。ソジャさんは事故当日、普段服用していた高血圧の薬を飲むのを忘れて体調が優れなかったという。

 ソジャさんは「事故の映像を見ると涙が出てくる。神が私を守ってくれた」として奇跡的に助かったことに感激していた。ネットでも「これほどの事故で無事だったのは奇跡だ」「誰も巻き込まれず本当に良かった」「映画のワンシーンを見ているようだ」などの反応が相次いだ。

ムン・ジヨン記者

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