イム・ヒョンジュと松任谷由実 国交正常化60年記念曲発売へ

【ソウル聯合ニュース】韓国のポップオペラのテノール歌手、イム・ヒョンジュと日本を代表するシンガーソングライターの松任谷由実が韓日国交正常化60周年を記念し、新曲「そして誰もいなくなった(And No One Was There)」の韓日バージョンをそれぞれリリースする。イム・ヒョンジュの所属事務所が17日、伝えた。

 イム・ヒョンジュが歌うのは松任谷由実が作詞・作曲した曲の韓国語バージョンで、訳詞は作詞家のハメリとイム・ヒョンジュが手掛けた。

 日本語版は松任谷由実の40枚目のオリジナルアルバムに収録され、18日の発売と同時に韓国語版も公開される。

 イム・ヒョンジュと松任谷由実はこの曲で、「信頼と愛だけが人間を救うことができる」という平和のメッセージを伝える。

 2人がタッグを組むのは2005年の愛知万博公式テーマソング「Smile again」以来20年ぶり。イム・ヒョンジュは2004年に発売した日本デビューアルバムで松任谷由実の代表曲「春よ、来い」をカバーした。

 所属事務所によると、昨年12月に松任谷由実がイム・ヒョンジュにこの曲を歌うことを提案し、今回のプロジェクトが実現したという。

 イム・ヒョンジュは、松任谷由実は「日本の母」のような存在で自身の音楽キャリアに大きな影響力を与えてくれたとし、「今回20年ぶりに意味深いプロジェクトができることになり心より感謝し、幸せに思っています」とコメントした。

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