大庄洞裁判控訴放棄を批判した検事長を降格処分 金泰圭氏が「本当に斬新」「天才的アイデア」と皮肉まじりに政府批判

 金泰圭(キム・テギュ)前放送通信委員会副委員長が「政府が控訴放棄決定に関与した検事長らを平検事に降格させるなら、独裁の始まりになるだろう」と述べた。

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 これは、金泰圭・前副委員長が動画共有サイト「ユーチューブ」のチャンネル「チャン・ウォンジュン、キム・ミソンのニューストラダムス」に出演し、政府が検事長降格を検討しているという報道を見た瞬間、「本当に斬新だ。どうしてこのように想像もできないことを考え出したのか。政府は天才的アイデアを出していると思った」と述べた上で語った言葉だ。

 そして、「(与党)共に民主党政権の人々は、人を操って恐怖に陥れることにおいて天才的だ。検察は『検察総長(検事総長に相当)と検事』によって構成されているので、検事長を検事に降格しても職位を変えただけだという主張は言葉遊びだ」と批判した。

 その上で、「自らの意見を表明しただけなのに、このようなやり方で降格させるというのは、個人が加害者の場合は強要・抑圧だし、国がやった場合は独裁だ。為政者が望む答えを、(検察が)出さなかったという理由で、(為政者が)個人に不利益を与えるならば、独裁でなくて何なのか」と声を荒らげた。

キム・ミソン記者

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  • ▲写真=動画共有サイト「ユーチューブ」のチャンネル「チャン・ウォンジュン、キム・ミソンのニューストラダムス」より

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