【ソウル聯合ニュース】韓国ネット通販最大手クーパンから顧客3000万人分以上の個人情報が流出した問題で、流出はハッキングによるものではなく中国国籍の元社員による犯行の可能性があることが30日、聯合ニュースの取材で分かった。
25日にクーパンから告訴状の提出を受けた警察が捜査を行っている。ただ元社員は退社後に海外に出国したとみられ、捜査が難航する恐れがある。
クーパンは29日午後、顧客ほぼ全員にあたる約3370万人分の情報が流出したことを確認したと発表した。流出した情報は氏名、電子メールアドレス、電話番号、住所、注文記録など。決済とクレジットカードの情報は流出していないという。