韓国国産ロケット4号機に搭載の超小型衛星 12基全てが交信成功

【ソウル聯合ニュース】先月27日に打ち上げられた韓国国産ロケット「ヌリ」の4号機に搭載されたキューブサット(超小型衛星)12基全てが地上局との交信に成功したことが、8日分かった。

 聯合ニュースの取材によると、韓国宇宙航空庁と韓国航空宇宙研究院の2日の発表では交信の有無が明らかにされていなかった残り3基のキューブサットについても地上局との交信に成功した。

 これにより、ヌリは次世代中型衛星3号とキューブサット12基の計13基の衛星を高度600キロの軌道に乗せ、4号機の打ち上げを副次任務まで完璧に成功させた。

 これまでに打ち上げられたヌリの2号機と3号機ではキューブサット全ての交信に成功した例はなく、今回の成功は韓国の宇宙技術が高度化していることを示すものと受け止められる。

 キューブサットは小型で高性能部品を入れられないため大型衛星に比べ成功率は劣るが、安価で規格化が容易であり、大型衛星の機能を代替するために開発される事例が増えている。

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