韓国国家安保室長 米国務長官と会談=首脳合意の履行協議

【ワシントン聯合ニュース】訪米中の韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は16日(現地時間)、ルビオ米国務長官と会談した。外交消息筋が伝えた。

 大統領補佐官(国家安全保障担当)を兼務するルビオ氏は魏氏のカウンターパートとなる。

 魏氏は韓国のウラン濃縮や使用済み核燃料の再処理、原子力潜水艦の建造など、先の韓米首脳会談の合意事項をまとめた「共同ファクトシート」に盛り込まれた事項の迅速な履行について協議するため訪米した。

 会談では分野別の合意事項の迅速な履行に向けて米国側に協力を要請し、韓米間の協力策について協議したとみられる。

 魏氏は同日、米首都ワシントン近郊のダレス国際空港に到着後、報道陣に対し、韓国の原潜建造に向けて韓米原子力協定上の制約を打開するため、両国間の別途の協定を導き出す方策を模索する可能性もあると述べた。ルビオ氏との会談でも韓国政府の立場を説明し、米政府の積極的な協力を要請したとみられる。

 魏氏は17日にライト・エネルギー長官との会談も予定している。また、ホワイトハウスや国務省の実務者と接触後、ニューヨークを経て帰国する予定だ。

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