【ソウル聯合ニュース】韓国の宇宙事業会社イノスペースは20日午前3時45分(現地時間19日午後3時45分)、ブラジルのアルカンタラ発射場から小型衛星輸送用の2段式ロケット「ハンビッ・ナノ」を打ち上げる。韓国の民間企業が商業用ロケットを打ち上げるのは今回が初めて。
ブラジルとインドの小型衛星5基、実験装置3基などを搭載するハンビット・ナノは当初、先月22日に打ち上げられる予定だったが、異常が確認され今月17日に延期され、15日に別の異常が確認されて再延期された。
打ち上げ当日は、気象条件や技術的準備状況などをブラジル空軍と総合的に検討する。
打ち上げの承認が下りれば、ロケットに推進剤が充填され、カウントダウンに入る。
韓国の民間企業が顧客に委託された衛星の軌道投入を行うのは今回が初めて。