「金建希特検」、180日間にわたる捜査終了…3大特検すべて決着

「金建希特検」、180日間にわたる捜査終了…3大特検すべて決着

 【TV朝鮮】(アンカー)

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る疑惑を捜査してきた閔中基(ミン・ジュンギ)特別検察官(特検)が今日(28日)で180日間にわたる捜査を終え、明日(29日)最終捜査結果を発表します。

【写真】初めて裁判に出廷した金建希夫人

 まず、ハン・ジウン記者のリポートをお伝えした上で、特検の捜査成果と残された課題を取り上げます。

 (記者リポート)

 任命直後、客観的に真相を究明するとの意思を強調した閔中基特検。

 (閔中基特検〈6月13日〉)

 「客観的に事件を見るべきではないかと思います」

 今年7月の発足式直後から相次いで家宅捜索を行い、捜査着手から約1カ月後の8月6日、韓国史上で初めて前大統領夫人をフォトラインに立たせました。

 (金建希夫人〈8月6日〉)

 「私のような何者でもない人間がご心配をおかけしまして、誠に申し訳ございません」

 そして金建希夫人の逮捕状が発付され、前大統領夫妻が同時に逮捕された初めてのケースとなり、捜査59日目には捜査機関が史上初めて勾留状態で起訴した前大統領夫人となりました。

 また、特検は旧統一教会から違法な政治資金を受け取ったとして野党・国民の力の権性東(クォン・ソンドン)議員を・起訴したほか、世論調査費を立て替えたとして呉世勲(オ・セフン)ソウル市長も起訴しました。

 捜査終了直前には金建希夫人と瑞熙建設のイ・ボングァン会長らを売位売官で起訴しました。

 金建希特検が一度捜査期間を延長して180日間にわたった捜査期間中に起訴したのは、尹前大統領を含めて計66人。

 ただし、同特検は三扶土建の株価操作や京畿道楊平高速道路に絡む疑惑など、一部の疑惑については金建希夫人との関連性を解明できませんでした。

 また、尹前大統領夫妻の収賄疑惑や、ドイツ・モーターズ株価操作関与疑惑なども警察に捜査を引き継ぎました。TV朝鮮、ハン・ジウンがお伝えしました。

(2025年12月28日放送、TV朝鮮『ニュース7』より)

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