韓国 きょうのニュース(12月29日)

◇サーバーハッキングされたKT 解約時の違約金免除対象に

 韓国の科学技術情報通信部は、通信大手KTの複数のサーバーがステルス性の高いマルウエア(悪意のあるプログラム)に感染した問題について、加入期間が残っている利用者が解約を申し出た際の違約金免除の実施対象に該当するという内容を柱とする最終調査結果を発表した。官民合同調査団は、KTのセキュリティー点検が不十分だったとし、サーバーなどネットワークにつながる装置で発生する全ての活動を分析する仕組みなどセキュリティーソリューションの導入を拡大するよう要求した。

◇179人死亡の旅客機事故から1年 国会議長「偶然の産物ではない」

 南西部の務安国際空港でタイ・バンコク発のチェジュ航空の旅客機が炎上し、乗員乗客181人のうち179人が死亡した事故から1年を迎え、同空港で追悼式が開かれた。出席者を代表して追悼の辞を述べた禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は、今回の事故は偶然ではなく、社会が生んだ惨事だと強調した。禹氏は「記憶しなければ悲劇は簡単に過去になり、必ず同じ姿で繰り返される」として「惨事は絶対に偶然の産物ではない」と述べた。続けて、「明確な社会的記憶として残し、国と社会が被害者の苦痛を共に背負う」と強調した。

◇年間輸出額が過去最高に 世界で6番目に7千億ドル超

 産業通商部などが発表した資料によると、29日午後1時3分時点での今年の輸出額が7000億ドル(約109兆円)を突破した。1948年の政府樹立以降、輸出額が7000億ドルを超えたのは初めて。年間輸出額が7000億ドルを超えたのは米国、ドイツ、中国、日本、オランダに次いで6番目。輸出額は1948年の1900万ドルから3万6000倍以上成長し、年平均増加率は14.6%に達した。

◇人口の5%がひきこもり? モバイルでの交流相手は11人

 国家データ処が発表した分析結果によると、モバイルでの交流対象者が20人未満か、交流件数が500回未満の「交流低調層」は人口全体の4.9%を占めた。交流低調層の1カ月間のモバイル交流(通話とショートメッセージでの交流)の対象者数は平均11.3人で、人口全体の平均(50人)の5分の1の水準にとどまった。一方、65歳以上の高齢者のうち43.2%(自営業者を含む)が働いていることが分かった。このうち常勤の労働者は42.8%に上った。高齢層のうち、80歳以上の労働者の割合は20.7%だった。

◇NewJeansハニの事務所復帰決定 ダニエルは契約解除

 ガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所、ADOR(アドア)は、同事務所との専属契約を巡り争ってきた5人のメンバーのうち、ハニが復帰することが決まったと発表した。一方、ダニエルについては専属契約の解除を通知したと明らかにした。NewJeansの離脱を招き、復帰を遅延させたとして、ダニエルの家族とADOR元代表のミン・ヒジン氏に対し法的責任を問う予定だという。

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