【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は来年1月4~7日、習近平国家主席の招きで中国を国賓として訪問する。青瓦台(大統領府)の姜由楨(カン・ユジョン)報道官が30日、発表した。
李大統領は来年1月4~6日、北京で習主席との首脳会談や夕食会などに臨み、6~7日に上海を訪れる。
李大統領が就任後、中国を訪問するのは初めて。習主席との会談は11月1日、韓国南東部・慶州でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて開いて以来、2回目となる。
姜氏は「両首脳は2カ月ぶりに再会し、戦略的パートナー関係の全面的な回復の流れを強固にし、供給網(サプライチェーン)や投資、デジタル経済、越境犯罪対策、環境など国民生活に実質的に寄与する具体的な成果を上げるための方策を議論する予定」と述べた。
また、独立運動家・金九(キム・グ)の生誕150年と大韓民国臨時政府庁舎の設置から100年を迎え、上海を訪れる。上海にある大韓民国臨時政府庁舎は日本による植民地時代に朝鮮人独立運動家らが上海に樹立した臨時政府の庁舎として1926年から1932年に使われた。
上海では両国の未来の協力をけん引するベンチャー・スタートアップ分野で両国企業のパートナーシップを促進するための日程もこなすという。