【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は31日、国連安全保障理事会の非常任理事国の任期(2年)を終えると明らかにした。
韓国は1996~97年、2013~14年に続き、24~25年に安保理の非常任理事国を務めた。
外交部は今回の任期中、国際平和や安全保障の分野でリーダーシップを発揮し、実質的な寄与を拡大したと評価した。人工知能(AI)やサイバー分野など新技術関連の安全保障脅威に対する安保理の対応を主導。9月には李在明(イ・ジェミョン)大統領が韓国大統領として初めて安保理会合を主宰し、AIや国際平和・安全保障問題について議論した。安保理の中核的な役割である平和維持と平和構築を巡る議論の進展に貢献し、女性や気候変動問題に安保理が関与する必要性も積極的に提起した。
外交部は「今回の理事国活動を通じて蓄積した経験と成果に基づき、国際平和や安全保障を強化していくための寄与を持続的に拡大していく」と明らかにした。