【ソウル聯合ニュース】韓国の在外同胞庁は31日、世界181カ国・地域に居住する在外同胞に関する調査結果を発表した。世界の在外同胞の数(2024年12月末時点)は700万6703人で22年末から1.06%(7万4807人)減少した。
在外同胞は、韓国国民のうち外国の永住権を取得した人や永住目的で外国に居住する人、韓国籍を持っていた人やその子孫で、現在は外国籍を取得している人などを指す。
在外国民が2.67%減の240万2026人、外国国籍の同胞が0.19%減の460万4677人だった。
地域別では南アジア・太平洋が12.50%、欧州が7.60%それぞれ増加した。在外同胞の87%が居住する北東アジアと北米、ロシア・独立国家共同体(CIS)では減少した。北東アジアは3.52%、北米は1.49%、ロシア・CISは2.45%減少した。
国家別では日本が19.80%(15万8852人)増えた。国際結婚による子どもの数が統計に反映されたため増加した。一方、中国は12.39%(26万1486人)減少した。経済的要因などで韓国帰国や第三国への移住をした人が増えたため。
在外同胞が最も多いのは米国(255万7047人)で、次いで中国(184万8241人)、日本(96万970人)、カナダ(26万3153人)、ベトナム(19万2683人)、ウズベキスタン(17万5338人)、オーストラリア(17万215人)、カザフスタン(12万2554人)、ロシア(11万3042人)、フィリピン(5万2695人)の順だった。