ギネス世界記録に「世界で最も重い人」として登録されたメキシコ人男性が41歳で亡くなった。英紙デイリー・メールが昨年12月30日に報道した。
報道によると、「世界で最も重い人」という世界記録保有者のフアン・ペドロ・フランコさん(41)は昨年12月24日、腎臓感染合併症で死去したとのことだ。
フランコさんは2017年にギネスブックに登録された。登録時の体重は594.8キログラムだったが、最高体重は約606キログラムに達したという。当時は極度の肥満でベッドから出られない状態になり、糖尿病・高血圧症・甲状腺機能障害などの慢性疾患を抱えていた。
その後、フランコさんは食事療法と手術による治療を並行して体重を減らした。地中海式のメニューを厳しく守り続け、胃の縮小手術と胃バイパス手術という2度の肥満治療手術も受けた。医療陣は2020年ごろ、フランコさんの体重が200-210キログラムまで減り、約400キログラムの減量に成功したと発表した。この時は自ら歩けるほどになったという。同年、新型コロナウイルスに感染して22日間にわたり治療を受けたが、回復した。
担当医師は後に、フランコさんの治療過程を「最も複雑な事例の一つ」と言及、「患者自身が困難な状況を公に語ることにより、肥満は長期的な管理が必要な慢性疾患だということが浮き彫りになった」と述べた。
フランコさんは過去のインタビューで、「私の体は何の制御もないまま勝手に流されていった。毎日ダイエットを試みたが、何の効果もなく絶望に陥った」と語っていた。手術後は「毎日、自分で立ち上がって水を1杯飲み、トイレに一人で行けるという事実だけでも大きな喜びだ」とも言った。
しかし、昨年末に腎臓感染が悪化して合併症が全身に広がり、治療を受けていたが亡くなった。主治医のホセ・アントニオ・カスタンエダ博士は「今回の合併症を克服することは結局できなかった。フランコさんはひどい肥満と闘い、多くの人々がそれに触発された」と語った。
チョン・アイム記者