【北京聯合ニュース】韓国と中国の両政府が5日(現地時間)、北京で開かれた李在明(イ・ジェミョン)大統領と習近平国家主席との首脳会談に合わせ、産業・環境・知的財産権などさまざまな分野での協力強化に関する文書を交わした。
両国が交わした文書は了解覚書(MOU)14件と、韓国にある中国の文化遺産を同国に寄贈する内容の証書1件の計15件だ。
まず、産業交流拡大を模索するため「商務協力対話の新設に関するMOU」を締結し、韓国産業通商部と中国商務省間の定例協議体設置を申し合わせた。青瓦台(大統領府)は、両国の閣僚が参加する会議を定例化し、体系的な協議を続けるための措置と説明した。
併せて「産業団地の協力強化MOU」を通じ、両国産業団地間の投資活性化を図ることで一致した。
産業分野別での協力に関するMOUも締結した。
技術革新分野ではグローバルな問題に共同対応するため、研究者間の交流を拡大するMOUと、デジタル技術協力に向けたMOUを締結した。また、中小企業と革新分野協力に関するMOUでは有望なスタートアップを共に発掘することにした。知的財産分野の協力強化と国境での知的財産権保護に向けたMOUを通じ、知的財産権の保護や取り締まりの効率向上を模索する。
環境分野では「環境および気候協力に関するMOU」を通じ、気候変動と資源循環などをテーマにした閣僚・局長級の定例会議を開催することにした。
青瓦台は「微小粒子状物質(PM2.5)問題を中心に気候変動、循環経済など世界的な問題での協力範囲が拡大されたことに意味がある」と評価した。
交通分野の協力に関するMOUでは両国が陸上交通、道路、鉄道、未来モビリティーなどについて協力を推進するとともに、協議会を構成するとの内容を盛り込んだ。
このほか、食品の安全や輸出入動植物の検疫などの協力に関するMOUも締結した。
一方、清朝時代の中国で製作され、現在韓国の美術館が所蔵する一対の石獅子像を中国に寄贈するとの証書も交わされた。青瓦台は「中国文化遺産の寄贈を通じ、韓中の文化協力を拡大する契機をつくった」と評価した。